老いて後　思いしるほど悲しけれ　この世にあらぬ親の恵みに

この間私の誕生日でした。家族はもちろん、親父とおかんも来てくれました。私も大人になり家庭も持ち、子供にも恵まれました。今ふと振り返ると「不自由さ」を感じる事なく育ててもらいました。バスケットボールを大学までやりましたので、シューズから、練習用、試合用の服、遠征費、下宿費等々、自分が娘にするようになってから気付く事がいっぱいです。ふとおかんに聞いた事がありました。「学生の頃シューズとか買う事不自由なかったけど、何か意識してたんかな」
おかんは母子家庭で育ちました。身体能力が高かったので、高校のある名門校から推薦のオファーがきてたらしいけど、母親の為に少しでも力になるために働く道を選んだらしいです。「自分の子供には好きな事をさしてあげたい。」その想いが私に一切の「不自由さ」を感じさせない、競技生活を送らせてくれました。その競技生活で身に付いた「人間力」が今の私の土台になっています。産まれたその時から、いろんな物をもらっている。あらためて、生かされていることに「感謝」です✨